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「永遠と一日(Eternity And A Day)」

なんだかんだ書いておきながら、今月3回目の更新が11月最後の更新になってしまった。
今月のトリを飾るのは、サントラ。
映画「永遠と一日」のサントラである。
久しぶりに行った中古CD屋にて、運命の出会い… とは言い過ぎかな?
1998年にカンヌにてパルムドールを受賞するも、日本では(少なくとも名古屋では)ひっそりと上映。大きな話題になることもなく、終了していった。
僕はブルーノ・ガンツ目当てで映画館へ。ふたりで観たんだけど、隣は爆睡。
ギリシア映画初体験の僕は、初めて耳にするギリシア語に戸惑いつつ、この不思議な雰囲気の映画にのめり込んでいった。
カメラワークは第三者的な位置にいるにもかかわらず、展開される映像は主人公側。回想シーンで登場する主人公は現在の姿のまま。そう、あの時を思い出す自分は、今の自分。

…音楽ね。
壮大なオーケストラというワケではなく、基本的には数名の弦楽器に、アコ−ディオンや管楽器が彩りを添える。
本編でもたびたび登場する主題部は非常に印象的。
でも、唯一のピアノアレンジのテーマ曲が一番いいかも。
決して癒される音ではないと思う。物悲しい。そういう言葉がしっくりくる。
ひたすら静かで、大きく感情が揺さぶられる映画ではなかった。難民の子どもとの別れのシーンも非常にあっさりしていたし(ハリウッドではこうはいかないってくらいあっさり)。
しかし、これほどまでに心に深く残った映画はない。
だから、僕は好きな映画は?と訊かれたら必ずこう答える。

「永遠と一日」と。


でも、万人に進められる映画ではないので悪しからず…


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