fc2ブログ

2012年09月 | ARCHIVE-SELECT | 2012年11月

≫ EDIT

螢「白ひつじ黒ひつじ」

当時のプロデューサーが今更ながらブログで語るとか、正直どういう心境なのかよく判らないが…
雲と螢 - 雲は完璧な姿だと思う。。
雲と螢 2 - 雲は完璧な姿だと思う。。
雲と螢 3 - 雲は完璧な姿だと思う。。
おちあがるように - 雲は完璧な姿だと思う。。

とりあえずヤフオクなんかで出るたびに絶賛高騰中!の「白ひつじ黒ひつじ」(と「螢」)がyoutubeとニコニコで聴けるということで、早速聴いてみる。

1曲目、「羽風邪」

「羽風」じゃなくて「羽風邪」ってところに、コダワリがあるのだろう。
語り自体は、いつもの螢だ。
ただバックの音が、「異花」の路線をより推し進めたような、かなり作り込んでる印象だ。

2曲目、「うしろの指」
螢 - うしろの指 - ニコニコ動画:Zero
二胡が印象的な曲。
音楽的な挑戦は、よく判る。
これが彼女の中から出てきたものなのか、製作側から出てきたものなのか、知りたいところではある。

3曲目、「蛛」
 . 螢 白ひつじ黒ひつじ   蛛 mp3 - ニコニコ動画:Zero
ベースの自己主張がなかなか…
一応、僕もベース弾きなので、歌とベースのかけあいのようなアレンジはなかなか心躍る。

4曲目、「月雲」
螢 - 月雲 - ニコニコ動画:Zero
語りメイン。
恐らくシンセなんかで作り込んだ音なんだと思うけど、なかなか好きな音だ。
かつて聴きまくった「重戦機エルガイム」のイメージアルバム「エルガイム・オデッセイ」を思い出させる(って知ってる人いるかな?)。

5曲目、「缶摘」
螢 - 缶摘 - ニコニコ動画:Zero
ふわふわしたシンセにのっかる螢の歌もふわふわしてるが、リズム隊は目立たないながらも堅実な仕事。
前の曲もそうだったけど、シンセ主体で作り込んでるようで、あまりお金がかかってないような雰囲気なんだよな。
このCDって、インディーズ扱いだっけ?

6曲目、「こぐま」

やはり全体的に、これまでの作品のようなヘヴィな雰囲気は感じられないんだな。
これは彼女の心境に、なんらかの変化があったのだろうか、と想像せずにはいられない(とはいえ、既に10年も前のアルバムだけど)。

ラスト、「スイソウ」

ワリと静かだったこれまでの楽曲とは打って変わって、ヘヴィなアレンジに目が覚める。
とはいえ、歌や語りについてはいつもの螢だから。

アルバム全体的な印象としては、やや大人しいサウンドアレンジってこと。
大人しいけど、色々と模索というか、挑戦してるように感じる。
ただあまりポップなアレンジってのは合わない気がするな。

例の当時のプロデューサーがブログにこう書いている。

いやー、、びっくり(*゚0゚)!
「雲と螢」なんだか沢山の方に読んでもらったようで、
とてもひっそりと記しだしたブログだったのでちょっとびっくりしました。
おちあがるように - 雲は完璧な姿だと思う。。


それだけ多くの人が今でも関心を持ってるってことなんだ。


ラストの「螢」も全部聴けるっぽいので、またそのうち…
スポンサーサイト



| | 00:18 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

Frank Zappa「ザ・ギタリスト・パ -またはザッパのギター・ソロ・アルバム-」

僕が持ってるのはEMI盤なので、CDは二枚組だし、変な邦題だったりする。
例えば1曲目の「Five-five-five」なんかは「ゴ・ゴ・ゴー・アンド・ヒート・ゴーズ・オン」だ。
「Variations on the Carlos Santana secret chord progression」…直訳すれば「カルロス·サンタナの秘密のコード進行による変奏曲」となるんだろうけど、「サンタナが街にやってきた」となんともふざけたタイトルになってる。

このアルバムは、タイトルが示す通り、ギターメインのアルバムだ。
いつものお喋り(SE)が挿入されてたりするけれど、基本的にはヴォーカルは一切ない、インストアルバム。
なんつーのか、ザッパのセクシーで時々アグレッシブなギターが堪能できるアルバムだ。

上にも挙げた「Five-five-five」なんて、5/4拍子の乗りにくいったらない強烈な曲だ(聴きながらカウントしてしまう)。
いや、大好きな曲だけど…

気持ち良さそうに弾きまくるザッパに引き換え、バックのメンバーって大変だなぁと。
「Heavy Duty Judy/ヘェーびぃどぅーてぃジュディ」とか聴いてると「Best Band」聴きたくなるなぁ。

唯一残念なのは、後半にいくにつれて大人し目の曲が増えること。
もう1曲くらい「FIve-five-five」級の曲があれば、目も覚めようというもの。

普段はあまりギターメインのインストものって聴かない僕だけど、このアルバムは時々(間隔は年単位だったりするけど)無性に聴きたくなる不思議なアルバム。
久しぶりにZappaの波が押し寄せてる今日この頃。


Shut Up \'n Play Yer GuitarShut Up \'n Play Yer Guitar
(2012/09/25)
Frank Zappa

商品詳細を見る

黙ってギターを弾いてくれ!(紙ジャケット仕様)黙ってギターを弾いてくれ!(紙ジャケット仕様)
(2008/09/24)
フランク・ザッパ

商品詳細を見る

| Frank Zappa | 02:40 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

2012年09月 | ARCHIVE-SELECT | 2012年11月