初のブートレグ。
ポール・マッカートニーのソロアルバム「McCartney II」のアウトテイク版みたいなもんね。
実はオリジナル(公式盤)は未聴だったりするので、比較とかはしてないのであしからず。
どちらかというと、記録というか、資料的な意味合いが強いので、いつもとは違ったアプローチで、詳しく。
とりあえずブートに記載されている解説(?)をからめつつ、行きたいと思います。
以下、リリース版が公式にリリースされたバージョンってことで。
Disc 1.
1. Front Parlour
2. Fozen Jap
それぞれリリース版よりも1:30、2:00近く長い。
ま、退屈なテクノポップなインスト。
正直、このアルバムは期待できないなぁ〜と思わざるを得ない。
3. All You Horse Riders(未発表曲)
当初収録予定であったらしいけど、結局はカットされた楽曲。
前の2曲同様のテクノポップなサウンドに乗せて、ポールがなんだか唄ってんだか喋ってんだか解んないようなボーカルを聴かせてくれる。
しかし、この曲
In any event, "Hoiseruders" is perhaps McCartney's very worst song, the absolute nadir of this available recording legacy.
So it's no surprise that the track was dropped from the final line-up.
なんて書かれてます。
4. Blue Sway(未発表曲)
前曲からクロスフェードで繋がるこの曲は、再びインスト。
明確なメロディもなく、喩えるならTVドラマのBGMのようなカンジだね。かすかにポールの声も聞こえるけど。
5. Temporary Secretary
ライナーによれば、イギリスでヒットしたリリース版は、スローバージョンだとか。
始まって5曲目でようやく明確な歌メロがある曲。
サビの「テン、ポラーリ」とかのリフレインが怖いっす。
6. On The Way
深めのリバーブがムーディーなボーカルに、ブルージーなギターが印象深い曲。
ここまでテクノ寄りなだけに、印象は強くなる。
ライナーによれば、長さが違うだけのようです。
7. Mr. H Atom(未発表曲)
ひたすら同じフレーズをリンダが繰り返し、時々ポールが喋り(?)をかぶせるという、ただそれだけの曲。
セッションっぽい雰囲気を残して終了。
8. Summer's Day Song"
リリース版と異なり、インスト版。
時代を先駆けて、カラオケ版ですか?ってなんてね。
ま、本来歌モノである曲なので、面白味はないです。
9. You Now I'll Get You Baby
これも"Mr H Atom"と同じく、ひたすら繰りかえすだけ。
10. Bogey Wobble(未発表曲)
妙なSEから始まり、ほわ〜んというシンセが登場。曲が展開すると思いきや、またSEに逆戻り。
全体的に、当時流行していたテクノポップに悪い影響を受けていたとしか思えない。
ま、基本的にラフミックスらしいので、これを以ってすなわち評価といかないのだろうけど、貪欲な彼の音楽性のようなものは感じられるけれど、ブートとしてはマニア向けだよなぁ。
Disc 2
1. Darkroom
リリース版が2:18ということで、1:20ほど長いバージョンとなっている。
Disc 1に引き続き打ち込みっぽいイントロから始まるので、ドキドキしてたらいきなりポールの張り切った声がきこえてきて、ちょっと安心。
リズムは単調だし、基本はひたすら繰り返しなので、面白味はないかもね。
最後の最後、少しテンポがあがるんだけど、それが持続しないまま終了。
むぅ、消化不良。
2. One Of These Days
ポールらしい、弾き語りの優しい曲(簡単な曲という意味じゃないよ)。
イイ曲ね。
リリース版よりも0:08短い。
3. Secret Friend
ライナー曰く、"McCartney's most extreme venture into the experimental, and longest track he ever committed to wax."
実験的な曲ってことらしいけど、Disc 1の妙なテクノよりは十分聴けるけど、わざわざ選曲はしないと思う。
これよりも長いバージョンが"Temporary Secretary"のB面に収録されてたらしい(イギリスのみ)。
4. Bogey Music
ロックンロール風唄いまわしの曲。ギターもそれっぽい音。
ライナーにはリリース版(3:25)より短い(3:17)と書いてあったけど、実際には3:29あるんだけど…?
5. Check My Machine
当初"Waterfall"というシングルのB面だったそうな。
いきなりエフェクトまみれのシャウトから始まるこの曲。やはりエフェクトがかけられたヴォーカルが"Check my machine"と繰り返すだけの、ちょっと苦痛な8:40であった。
リリース版は5:44まで切り詰められているらしい。
タイトルどおり、レコーディングのサウンド・チェック時に録音されたようだ。
ま、3分くらいでもいいんじゃね?と。
どうやらリリース版CD化の際にボーナストラックとして加えられたようです。
6. Waterfall
で、そのA面曲。
これまたポールらしい、美しい曲。
リリース版はこれよりも0:13ほど長い。
7. Nobody Knows
これまたロックンロールな曲。
特に書くことはなし、と。
8. Coming Up
言わずもがな、のヒット曲。
曲の長さが違うようで、リリース版が3:51で、こちらが5:49ある。
単純に切り詰めただけかな?
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リリース版を持ってないのに、何故このブートを持っているのか?ってことなんだろうけど、ポール好きな弟にプレゼントしただけなんだけどね。
優先順位が低かったせいもあり、引っ越した弟が実家に置いていったので、久しぶりに聴いてみた…ってだけ。
「Gold Wax」を捨ててしまったので、詳細が解らなくってさ。このての情報って、ネットでもあんまりないもんだなぁと。
で、ちょっとエントリを書いてみたってだけ。
総評としては、途中にも少し書いたけど、やっぱり流行に影響された結果だろうかね? 結構しんどい内容だと思う。
"One Of These Days"とか"Waterfall"のような綺麗な曲があるのが救いだけど、これでアルバム「McCartney II」を購入する気分にはなれないね。
さすがにブートはAmazonにはないので、リリース版を参考に載せておきました。