2006年06月 | ARCHIVE-SELECT | 2006年08月

≫ EDIT

Frank Zappa「Roxy & Elsewhere」

1974年発表の、LPでは2枚組だったライブ盤。当時は一応マザーズ10周年ってことらしい。
この人のアルバムって、時代ごとに大きく音が違う。単純に60年代、70年代、80年代以降って分けられそうなんだけど、このライブ盤はちょっと趣が違うように感じる。80年代以降の音に近いように思えるんだけど…どうだろう? この頃のスタジオアルバム(ベースはライブだったりするけど)とサウンドのテイストがやや異なるような気がする。

珍しくツインドラム体制(Ralph HumphreyとChester Thompson)。

冒頭、ZAPPAのMCから始まる1曲目は「Penguin In Bondage」なんだけど、これは個人的には「The Best Band」版の方がスピード感があって好き。
ZAPPAの場合、アレンジするたびにテンポが上がっていく傾向があるようで、他にも9曲目「More Trouble Every Day」もここではまったりバージョン。

イントロがカッコイイ「Dummy Up」(しかし漫才が長い)を挟んで、4曲目「Village Of The Sun」までは楽しい歌モノ。
一転、5曲目からはインスト。ほのぼのとしたイントロからは想像つかない展開で、やたらと合わせ辛そうな5曲目「Echidna's Arf (Of You)」を経て、さらに難易度の増した6曲目「Don't You Ever Wash That Thing?」で各メンバーのソロを展開する。ZAPPAのギターもイイカンジ。

再びZAPPAのMCから始まる。
予想外にカッコよかった「Cheepnis」からまったりムードの「Son Of Orange County」~「More Trouble Every Day」へと流れるんだけど、最後フェードアウトするのが残念でならない。

再度MC。とうていタイトルからは想像できないサウンドの「Be-Bop Tango (Of The Old Jazzmen's Church)」。
SEやらが流れる前半とは打って変わって、楽しい歌モノに変貌するこの楽曲でアルバムは終了。

恒例のメンバー紹介をしつつ終わるんだが、ここで再びフェードアウト。
多少難解な部分もあるし、楽しめる歌モノもあって、これぞZAPPAのライブってカンジだけど、やはり途中(LPのアタマだったかな?)に挟まれているMCが不要だし、フェードアウトがちょっと萎える。
ドラム二人で音に厚みがあるけど、上モノがちょっと物足りないかも。確かにZAPPAのギターもいいけど、もうちょっと弾いて欲しいところ。ブラスなら「In NY」や「The Best Bsnd」の方が凄いしね。
でもカッコイイアルバムなので、最初の内に手に入れておきたい1枚。

しかし紙ジャケなのは失敗したなぁ…


Roxy & Elsewhere Roxy & Elsewhere
Frank Zappa & the Mothers (1995/05/02)
Video Arts
この商品の詳細を見る
スポンサーサイト

| Frank Zappa | 00:00 | comments:0 | trackbacks:1 | TOP↑

≫ EDIT

OLIVIA「The Lost Lolli」

1曲目、アンビエントなカンジがなんとも、非J-POP的でいい。
バックの音も非常に抑えてあって、激しくなりすぎず、アルバムの導入部としては高得点。

1曲目の余韻を十分に味わいつつ、次の曲を待つ。

…がしかし、ちょっとなぁ。

いきなりエフェクトで歪んだヴォーカル。1曲目とは正反対の方向性の楽曲。HR/HM耳には低音が足らないかな?
以降、どちらかといえば似たような曲が続く。そのハードな曲調と彼女の頑張りとは裏腹に、間に挿入されるアンビエントな楽曲が耳を惹く。
やっぱり、音がイマイチ。要はバックの音が全体的に打ち込み臭い。mp3で聴いてるのがいかんのかな? なんていうのか、このレコード会社の音(CCCDだけど)はどーしてもJ-POP的サウンドからは逃れられないのかな?
NINは1枚でNGだったし(今聴くと違うかもしれないけど)、マンソンも「MATRIX」のテーマしか知らない元メタラーの僕が語れる音楽のカテゴリではないかもしれない(関係ないけどSLIP KNOTも物足りなかった)。
彼女の声はなんだかエフェクトをかければかける程、バックの音に埋もれていくような気がしてならない。
そう思うとJ-POP的楽曲でその嗜好性が薄まった(中和された)「a little pain」の方が相性がいいように感じる。

さらに日本語の歌詞に違和感を抱かずにはいられないのは、彼女が日本語が苦手だからか、歌詞がアレなのか…

もっと売れるべき!とは思えないけど、なんとなく頑張って欲しい人だということで、今日はおしまい。
一応、CCCDのようなのでご注意を。


The Lost Lolli(CCCD) The Lost Lolli(CCCD)
OLIVIA (2004/02/18)
カッティング・エッジ
この商品の詳細を見る

| J-Pop | 00:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

OLIVIA inspi'REIRA(TRAPNEST)「a little pain」

えー、アニメ版の「NANA」のエンディングテーマであり、登場人物レイラの歌でもある…

…らしい。

えー、らしい、というのも、原作読んでないし、実写版も見てない。たまにアニメを見る程度。
実写の映画版の印象というと、松田龍平演じるギタリストがNANAの元を去り、伊藤由奈演じるレイラのバンドメンバーとしてデビューする…ってとこなんだけど、映画のCMなんかで見る限り、どーしても松田龍平は飼い殺されているようにしか見えない。
あの退屈そうな表情といい、ギターいらねーだろ?と思える曲のアレンジといい、ギタリストを引き抜く意味は感じられない…んだけど?
あと、中島美嘉のところでも書いたような気がするけど、少女マンガの持つ「ロック」なイメージってこうなのかなぁっていう、微妙なカンジだった。

で、この曲ですが…
元D&DのOLIVIAの曲。
基本的にはNANAと対比させるためか、映画と同様バラード系ですか。
物語の中でのレイラの立ち位置みたいなものが判らないので、なんとも言えないんだけどさ。

公式のプロフィールを見ると「Marilyn Manson,NINE INCH NAILS、デイジーチェーンソウ」が好きとあるので、案外期待してたんですが、そこはもう、タイアップということで適度にポップに仕上がってる。
もうちょっと低音が出ててもいいかと思うけど、サビも印象的だし、歌詞もありきたりな言葉だけどマァ作品には合ってるんじゃないかと思う。
調べてみると、自分の作品はもうちょっと先に挙げたミュージシャンっぽいみたいだから、ちょっと期待しようかなぁ、なんて思ったりした。

カップリングは彼女自身の作曲らしいが…

…ということで、次回はこの人のアルバムをなんとか聴いて、書いてみたいと思います。


a little pain(DVD付) a little pain(DVD付)
OLIVIA inspi’ REIRA(TRAPNEST) (2006/06/28)
カッティング・エッジ
この商品の詳細を見る

≫ Read More

| J-Pop | 00:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

2006年06月 | ARCHIVE-SELECT | 2006年08月