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THE MOTHERS OF INVENTION「WEASELS RIPPED MY FLESH」 - Frank Zappa「いたち野郎」

さて、新年早々、更新が滞ってるワケですが、どーも生活のリズムの中からこぼれた「Blog更新」という作業を、元のように組み込むのが難しい。

で、意を決して、PCに向かってます。

…が、最近、プレイヤーの中身がいつも同じなので、これといってネタがない。
で、ラックを漁ってると、Zappaが何枚か。
昨年はほとんど聴かなかったけど、なんだか「今年はZappaを聴くか」って気分なので、ちょうどいい。

で、これ「いたち野郎」。

購入した記憶がありませんが?
多分、買うだけ買って、(開封して)ラックに入れたんだろうな。
日本語の解説がないけど、輸入盤(の中古)だったのかな?

ということで、PCに突っ込んでみる。

「Didja Get Any Onya ?」
いきなりのハードなインスト。歌というか喋りも入ってるけど、インスト。
こういうのにJAZZってイメージを持ってる僕は歪んでるのでしょうか?

…と思ってたら、ブルージーなバンドサウンド+バイオリンの「Directly From My Heart To You」。
ま、ボーカル入りだけど、バイオリンのための曲だね。
あんまり好きじゃないので、スキップ。

ズジャ〜ン、というヘヴィ、かつノイジーなサウンドが始まったかと思うと、奇怪な叫び声の連発になる「Prelude To The Afternoon Of A Sexually Aroused Gas Mask」。
なんか、「200 Motels」の中の1曲みだいだねぇ。ザッパの喋りや観客の笑い声もあって、楽しそうなライブ風景が見えてくる…

…でも唐突に「Toads Of The Short Forest」に移行。
ザッパの中でもワリとカワイイ系のインスト、前半は。
後半はいかにもライブなノリでハードになっていくのがカッコイイ。
あぁ、この後半部分って、youtubeとかの動画で流れてる「King Kong」の頭の部分か。

咳と喋りで始まる「Get A Little」はギター中心のインストだけど、ちょっと物足りないかも。

「The Eric Dolphy Memorial Barbecue」はちょっと曲のテンポが、僕の求めてるモノではないってことで。

インストというよりSEの嵐の「Dwarf Nebula Professional March & Dwarf Nebula」も前半はカワイイ系。

でもって、キタコレ。
「My Guitar Wants To Kill Your Mama」
改めて聴くと、なんだか印象が少し違うね。
ベストでよく聴いてたけど、ヘッドホンで聴くのは初めてなので、なんだか音の印象が違う。
結構、いろんな音が鳴ってるんだね。
ベースも好きだな。
ハードな曲調だったり、アヴァンギャルドというか、奇天烈な曲が多いなかで、こういうポップな歌モノは一層耳を惹く。
ギターソロもカッコイイな。
フェードアウトがもったいない。

となると、「Oh no」の深いエコーがかかったボーカルが浮いてるなぁ。

さて、いよいよ大詰め。
「The Orange County Lumber Truck」でほのぼの。

まぁ、このまま穏やかに終わってくのかなぁ、と思ってたら、音がブツッと切れて、笑い声がしたかと思ったら…

轟音というべきか、ノイズというべきか、ともかく、すさまじい音が1分半鳴りつづけ、一言。
「Good night boys and girls」(歓声のあともまだ喋るけど)

なんつーライブのエンディングだよ。

なんとも、ジャケットも併せて「濃い」アルバムだこと。


いたち野郎いたち野郎
(2001/09/21)
フランク・ザッパ&ザ・マザーズ・オブ・インヴェンション

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| Frank Zappa | 02:36 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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Dweezil Zappa「Confessions」

1991年発売だったと思う。
Frank Zappaの息子、Dweezil Zappaの3枚目のソロ作品。
当然廃盤。

サウンドはプロデューサーにNuno Bettencourtの名前があるのを見ても解るとおり、Zappa meets EXTREMEってなカンジ。
案外HR/HMなサウンドで、初めて聴いたときはちょっと驚いた。

基本的なメンバーは、Dweezil自身がギターとヴォーカルで、ベースがScott ThunesでドラムがJosh Freese。あとはプロデューサーのNunoが参加したり、Dweezilの弟Ahmetが参加してみたり… 今ではすっかり絶縁状態だとかっていうMike Keneallyも参加してるね。Nunoだけでなくて、一応EXTREME名義でもコーラス部隊で参加(でも名前がNuno+Gary+Patって…一人足りませんが?)。

全体的に、ギターは割りとフレーズとかもいいと思うんだけど、どーも歌モノがイマイチ。
コーラスのメンツのせいもあると思うんだけど、やっぱり出来そこないのEXTREMEみたいな雰囲気があってね。
Dweezilはまだしも、Ahmetのヴォーカルがなんつーか、「微妙」ね。Nunoもリードボーカルとってるんだけど、かえって誰が誰だか判らなくなってて、結果的に没個性な印象が増す。

でもって、この辛い時間帯を打ち破るのがTHE BEATLESのカバーってのがちょっと哀しいところ。
選曲は「Anytime At All」と、微妙にマイナーなとろこから。
でもこれが出色のデキ。
オリジナルよりもテンポを上げ、John Lennonのソロヴォーカルだった曲を、合唱スタイルに変えたことで、HRっぽいアレンジになり、ビックリするくらいカッコよくなってる。
目が醒めます。
その勢いのまま、Moon Zappaおねーちゃんが唄う「Vanity」へ。これはDweezil版「Valley Girl」ってカンジの楽しい曲。

さて、その楽しい雰囲気を引きずることなく、フツーのHR曲「Helpless」が続くんだけど、これがZakk Wylde→Warren DeMartini(RATT)がギターソロ。Zakkのこれまでの流れとは全然違う雰囲気のソロもさることながら、Warrenの手堅いソロもいいね。改めて聴くと、悪くない曲だね。

「Shoogagoogagunga」なんてタイトルも、家系というか血筋というか…なギターインスト。ここではNunoもギターを弾いているようです。悪くないけど、良くもない。

…で、なぜか「Stayin' Alive」のHR風カバー。
ヴォーカルはDonny Osmond。全然知らないけど有名人っぽい。
でもってここで何故かギターバトル。
Dweezil→Zakk→Steve Lukather→Warren→Nuno→Tim Pierce(スタジオミュージシャンらしい)と回して楽しいひとときは終了。

ちょっと普通のHR曲が続いて、ラスト2曲はインスト。
「Obviously Influenced By The Devil」はイントロのやたらテクニカルな部分は好きなんだけど、メインテーマ部はイマイチかな?
ラストの「Return Of The Son Of Shoogagoogagunga」はいきなり喋りから始まるコミカルなテイスト。タイトルの付け方からして、親父(Zappa)っぽいね。
歌とかドラム、ギターががちゃがちゃしてると思ったら


ドゴォォォン…

爆発。






しばらくの沈黙の後、

コケコッコー


電話のダイヤル音。

なんか電話してる。

バタバタしたかと思うと、「Shoogagoogagunga」が始まる(なんか微妙にヘロってないか?)。
演奏が続くんだけど、なんだかずーっと喋ってる。
歌詞カードに内容が延々と書いてあるんだけど、多分アホくさい内容。
こうして喋りがかぶさってるおかげで、同じフレーズでも5割増くらいにカッコよく聴こえるんだけど、気のせい?

でもってオリジナルよりもカバーのがカッコイイし、気合いが入ってるのはなんでだろうね?

"No dude, Don't say that !!"


Confessions Confessions
Dweezil Zappa (1991/03/01)
Food for Thought
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| Frank Zappa | 02:08 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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Frank Zappa「Chunga's Revenge」

邦題「チャンガの復讐」です。
1970年の作品で、所謂「タートルマザーズ」といわれていた時期の作品。タートルズで活躍していたフロ&エディが加入したからね。

さすがに60年代のマザーズ時代のサウンドを引きずってるんだけど、さすがにフロントマンが漫才師…いや、フロ&エディに変わったせいか全体的にロック色が強くなり、パワーアップしている。

これを選んだキッカケは、ベスト盤を聴いて、「Tell Me You Love Me」を気に入ったから。
フロ&エディの熱いボーカルとワウをかましたリフがカッコイイ。

グルーピーネタの「Road Ladies」にミュージシャン・ユニオン(音楽家の労働組合?)を茶化した「Rudy Wants To Buy Yex A Drink(ルディが一杯奢ってやるんだってよ)」みたいな楽しい歌モノもあれば、ジャジーなインスト「Twenty Small Cigars」やZappaのギターが炸裂する「Transylvania Boogie」「Chunga's Revenge」と色とりどり。
そして忘れてならないのは、後にたびたび再演されるラストの「Sharleena」

このアルバムが気に入ったら次の「FILMORE EAST, JUNE 1971」とサントラ「200 Motels」を。…「200 Motels」はややマニア向けかな?
あとは、この頃の音を収めた「PLAYGROUND PSYCHOTICS」ってアルバムだね。これには、タートルマザーズとLennon夫妻との共演したライブも収められている…んだけど、それ以外は会話が中心なので、いっそのことJohn Lennonの「SOMETIME IN NEW YORK CITY」を…と思ったら、Zappaとの曲はガッツリカットされてて、1曲だけ。
頼むわ、東芝EMIよぉ。
ボーナストラック入れてまで改変する必要があんのかね?
どーしても1枚モノにしたいのか!?

ライブ盤も含めて、時々ふと聴きたくなるアルバム。


Chunga's Revenge Chunga's Revenge
Frank Zappa (1995/05/02)
Vido Arts
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| Frank Zappa | 11:37 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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Frank Zappa「Roxy & Elsewhere」

1974年発表の、LPでは2枚組だったライブ盤。当時は一応マザーズ10周年ってことらしい。
この人のアルバムって、時代ごとに大きく音が違う。単純に60年代、70年代、80年代以降って分けられそうなんだけど、このライブ盤はちょっと趣が違うように感じる。80年代以降の音に近いように思えるんだけど…どうだろう? この頃のスタジオアルバム(ベースはライブだったりするけど)とサウンドのテイストがやや異なるような気がする。

珍しくツインドラム体制(Ralph HumphreyとChester Thompson)。

冒頭、ZAPPAのMCから始まる1曲目は「Penguin In Bondage」なんだけど、これは個人的には「The Best Band」版の方がスピード感があって好き。
ZAPPAの場合、アレンジするたびにテンポが上がっていく傾向があるようで、他にも9曲目「More Trouble Every Day」もここではまったりバージョン。

イントロがカッコイイ「Dummy Up」(しかし漫才が長い)を挟んで、4曲目「Village Of The Sun」までは楽しい歌モノ。
一転、5曲目からはインスト。ほのぼのとしたイントロからは想像つかない展開で、やたらと合わせ辛そうな5曲目「Echidna's Arf (Of You)」を経て、さらに難易度の増した6曲目「Don't You Ever Wash That Thing?」で各メンバーのソロを展開する。ZAPPAのギターもイイカンジ。

再びZAPPAのMCから始まる。
予想外にカッコよかった「Cheepnis」からまったりムードの「Son Of Orange County」〜「More Trouble Every Day」へと流れるんだけど、最後フェードアウトするのが残念でならない。

再度MC。とうていタイトルからは想像できないサウンドの「Be-Bop Tango (Of The Old Jazzmen's Church)」。
SEやらが流れる前半とは打って変わって、楽しい歌モノに変貌するこの楽曲でアルバムは終了。

恒例のメンバー紹介をしつつ終わるんだが、ここで再びフェードアウト。
多少難解な部分もあるし、楽しめる歌モノもあって、これぞZAPPAのライブってカンジだけど、やはり途中(LPのアタマだったかな?)に挟まれているMCが不要だし、フェードアウトがちょっと萎える。
ドラム二人で音に厚みがあるけど、上モノがちょっと物足りないかも。確かにZAPPAのギターもいいけど、もうちょっと弾いて欲しいところ。ブラスなら「In NY」や「The Best Bsnd」の方が凄いしね。
でもカッコイイアルバムなので、最初の内に手に入れておきたい1枚。

しかし紙ジャケなのは失敗したなぁ…


Roxy & Elsewhere Roxy & Elsewhere
Frank Zappa & the Mothers (1995/05/02)
Video Arts
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Frank Zappa「You Can't Do That On Stage Anymore Vol.2」

ライブアルバムシリーズの第2段。
ライブをベースにスタジオアルバムを作ったり、このシリーズ後半では年代の違うライブを繋いで1曲にしてみたり、と編集の鬼だった彼にしては珍しく、一つのライブをまるごとパッケージしている。

録音されたのは、1974年9月22日(僕が生まれた年だね)。場所はフィンランドはヘルシンキ…だそうな。
ま、付属のブックレットに書いてあるけど一応、メンバーなんかも。
ナポレオン・マフィー・ブロック(Sax/Vocal/そして肺炎!)、ジョージ・デューク(Key/Vocal)、ルース・アンダーウッド(Percussion)、トム・ファウラー(Bass)、チェスター・トンプソン(Drums)、そしてザッパ(Guitar/Vocal)。
同時期のライブを収めた「Roxy And Elsewhere」とメンツはほぼ同じ。

1曲目、やたらとムーディーな曲「Tush, Tush, Tush」から始まったときはちょっと不安になった。
最近僕の嗜好がインストに向いてるってのもあるけど、こういう歌ものって、なんか緊張感がなくて好きになれない。

その後、まったりとした「Stinkfoot」を乗り越えると「Inca Roads」が始まる。これが収録されるのが翌年発売される「One Size Fits All」だから、この当時は未発表曲ってことになるのかな?(このライブCDの初出は1988年)
「Inca Roads」に続いて「RDNZL」ときて、ここからいよいよライブの空気が濃密になってくる。
どんどん楽器の割合が増加していき、9曲目の「Room Service」あたりで最高潮に! この曲、前日にルースがホテルで襲われそうになったという事件を元にしているらしいが、そんな内容とは無関係に演奏が熱い! 途中ザッパとナポレオンとの漫才があったりして、英語わかる人なら楽しめる。
disc2に移るとしょっぱなの「Approximate」で出鼻を挫かれます。だってこれ、映像がないと全然わかんないから。
「Ladies and gentlemen!」と掛け声で始まる「Dupree's Paradise」は現代音楽風味(全体で24分!)。こういう一面もあるよってなカンジだけど、後半ちょっとキツい。

今作の目玉が最後の方で演奏される「Montana」だろう。冒頭、観客に「Whippin' Postを演奏してくれ」といわれるが「知らないから他のにしてくれ」と。挙句「それってジョン・ケージの曲か?」だって。さらに「Montana」自体を2回もやり直す始末(演出か?)。歌詞の中に「Whippin' Post」を連発してるところがなんともいじましい。
この10年後、アルバム「Them Or Us」にて「Whippin' Post」をカバー。見事リベンジを果たしましたとさ(中盤のレゲエリズムはNGだけど、それ以外はカッコイイよ)。
楽しい歌モノから超絶インスト、はては現代音楽風味まで、とザッパの音楽性を一番カバーしているライブアルバムかも。

最後の「Big Swifty」は「Vol.1」バージョンのがいいなぁ。


You Can't Do That On Stage Anymore - Vol. 2 You Can't Do That On Stage Anymore - Vol. 2
Frank Zappa (1995/05/16)
Rykodisc
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